2019年8月3日土曜日

【短期連載その7 15の】

そもそも、この時期にブログを更新しようと思った当初の理由は、子どもたちと過ごす時間が増えることによるイライラを客観的に眺め、それを少しでも解消しようと思ったからである。それで子どもと私の言動を取りあげてああだこうだと書いていたのだが、今年はどうもうまくいきません。特に息子について書くのは難しい。本人が劇的に変化したとかそういうわけではないのです。彼は相変わらずのんびりと、自分を卑下することも尊大になることもなく、現状に不満を抱くことも将来を展望することもなく、校舎の裏で煙草をふかしたり盗んだバイクで走り出したりすることもなく、自分の周りのすべてを受け入れて淡々と今を生きているように見える。でもそれは親の前での姿であり、もう少し言うと、私を通して見た息子像に過ぎないのです。15歳にもなると、親の思う息子像は実像と違う部分も多いだろうし、もし私が彼だったら、親がしたり顔で自分のことを理解するそぶりを見せていたらめちゃくちゃ鼻白みますね。そんなことを考えていると、息子がどういう人間で、どのように自分と関わっているのかニュートラルに説明するのが途端に難しくなる。

まあそんな葛藤は置きつつ言わせていただくと、今年も全然宿題をやりませんね。高校野球が好き(本人は野球の経験なし)なので地方大会からテレビに張り付き、あるときは球場まで行き1日中応援し、この後全国大会が始まるわけだが堪能し終わった頃には学校始まりますよね、諦念の概念を教えてくれてありがとう、と言わせていただくよ。。

珍しく息子と2人で見に行ったひまわり

2 件のコメント:

  1. このひまわり、圧巻ですが、ご近所ですか?私もこの風景見たいです。

    返信削除
    返信
    1. そうです、家から車で10分ほどのところにあります。休耕田を利用して、夏はひまわり畑、秋にはコスモス畑になるんですよ。

      削除