2015年8月5日水曜日

【短期連載その11 よく考えずに始めるとこうなる】

相変わらず何ということのない夏休みを送っております。
日記に書き記すことが特にない、いや、書くことなどあらゆるものごとの中にあるのでしょうがそれを取り出す気力がないとでもいいましょうか。

夏休み中の子どもたち、なぜか最近、粉に牛乳や湯を入れて冷やし固める菓子を作るのがブームになっているようです。毎日プリンやゼリーやフルーチェを作ってはうまいうまいと食べている。あとはリビングで本ばかり読んでいます。と書くと聞こえはいいのですが読むのは歴史漫画だったり雑学漫画だったりします。字の本(言い方よ)を読んで欲しいが親の読んで欲しい本を子はそんな読まないですよね、、椋鳩十とかケストナーとか、、まあ子どものころ近所の駄菓子屋へ行っては「ついでにとんちんかん」を読んでいた自分には何も言う資格はないですけどね。ぬけさく先生、自分で書いていて懐かしい。「奇面組」も大好きでした。似蛭田妖とか。夢オチだって気にしない。「流れ星銀」を読んだときは犬ってこんな賢いんだ!!と犬をすごく飼いたくなり、「ねこねこファンタジア」では特にそんな猫飼いたくならなかったけれども登場する猫たちが可愛かったです。動物といえば「闇のパープルアイ」は衝撃でしたね。「ときめきトゥナイト」や「星の瞳のシルエット」など、乙女な少女漫画しか知らなかった自分にとって、あの容赦ない感じにはショックを受けました。あと乙女といえば叔母が買って実家に置いてあった「小さな恋のものがたり」も繰り返し読んだなー。チッチがサリーを好きすぎるのが、こども心に不公平な感じがして切なかったです。昨年完結したそうですが読みたいようなそうでないような。あと当時読んで、今でも好きな漫画のひとつになっているのが萩尾望都「銀の三角」です。その頃はクローンだの時空移動だのストーリーが複雑でよく理解できませんでしたが、今自分はなにかすごく美しいものを見ている!!!と興奮した覚えがあります。萩尾望都といえば「イグアナの娘」もそうですね。イグアナの娘に代表される(?)プチフラワーコミックスは昔近所に住んでいた三姉妹の家にたくさんあって、遊びに行く度に読ませてもらっていたのだがホラーサスペンスが多くてかなり夢中になりました。人形が人を襲う、残虐な小人、寄宿舎が実は秘密結社だった、奪われる顔、、タイトルは失念するもお約束のホラーはひととおりプチフラワーで読ませてもらった気がします。その中でも、運命で結ばれた男女が輪廻転生を繰り返しながら悪と戦うという、コミックス1冊によくまとめたな〜という壮大な話があったのですが、もう一度その本を見せてもらいたいなと思っているうちに、三姉妹の姉ちゃんから順にみんなヤンキーになり、家からいなくなってしまったのでそれも叶わず、どなたか詳細ご存知のかたはご一報いただけると幸いです。

今日は一段と誰の需要もない感じの日記になってしまった、、あでもしつこく漫画繋がりで思い出したことがあって、少し前に多治見までふらっと行ってお洒落なカフェに入った時、ナチュラル系の雑誌や北欧家具のムックに混ざってなぜか90年代後半〜00年くらいの魚喃キリコの漫画が数冊置いてあったのが新鮮でした。新鮮じゃない?あでもこういう場所は置くとしたら猫村さんとかじゃないの?と思いつつ魚喃キリコを読みながら食べたキッシュはボリューム満点でした。

納品の時立ち寄った東岡崎駅にて。レトロな雰囲気は今日の記事に合うかと

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