2018年8月11日土曜日

【短期連載その11 ステレオタイプ】

息子が部活(地歴研究)の巡検で県外に行き、ここ数日不在である。家にいると宿題もそここそに延々とスマホで動画を見ていてイライラするが、いないといないで寂しいものです。

ここ数年、息子に対して宿題やったか予習やったか試験勉強やったか等言い続けてきましたところ、ある時息子が「これいつ終わるの」とつぶやいた。本人曰く「これ」とは即ち、宿題をすることであり予習をすることであり試験勉強をして試験を受けることであり、試験が終われば宿題をすることであり予習をすることであり試験勉強して試験を受けそれを数回繰り返して高校生になり宿題をして予習をして試験勉強して試験を受けてまた何度か繰り返して大学受験してどこかに受かって勉強して試験受けて単位とって卒業してどこかに入社して働いて働いて、、ということだそうな。いつの間にかこのような価値観が植えつけられていた。しんどいな。昔はラジオDJになるとか総理大臣になるとか言ってたじゃん、と言ったら「そんなんなれるわけないでしょ」と返されました。私が口うるさく色々言ったがために、息子の中から自由が抜けて行ってしまった、、と全面的に自分を責めることはしませんが、息子は息子なりに色々考えているのだな、と思い、小言は控えて今に至ります。

そういえば先日、友達A君の家に遊びに行って帰ってきた息子に、「あの・・・本当に言いにくいんだけど、本当にママには悪いんだけど、A君のお母さんってすごく若くて綺麗で優しかったよ!」 と言われました。14歳になって変な気の回し方を覚えた。逆に、逆にアレだぞ!あとママっていつまで言うのだ、、

 

0 件のコメント:

コメントを投稿