2018年7月25日水曜日

【短期連載その4 ジェネシス】

ここ数日間、町内のラジオ体操に係員として参加しています。今朝も5時50分に超絶眠い目をカッと見開き、準備をして、同じく眠すぎて顔面が変形している娘を連れてグラウンドに向かう。係員は娘の同級生のお母さんたちで、ラジオ体操カードに出席ハンコを押したり、横断歩道で見守りをしたりするのだが、その時ペアになったお母さんについて、顔は知っているのだが名前が分からないままもう3日が経とうとしています。顔は知っているが名前が分からないまま、まあまあ会話が弾んでしまっている。もう今更名前を聞けないので、子ども同士なら分かるだろうと、娘に聞いてみるも分からないと言う。同じ町内の同級生の名前を知らないって、、とそれはそれで不安なのですがともあれ、向こうのお母さんも私のことを認識していない、というパターンに一票を投じておきます。

子ども会に限らず、ご近所付き合いは気を使う、と改めてこの歳になって思います。自分も含め、本当に色々な人が色々な様式で暮らしているもんね、、知らず知らずのうちに、誰かの気に障ることをしているかもしれないと思うと、全方位に向けてそんなつもりは全くないのです、言ってくだされば直しますからご安心くださいと言って歩きたい。あでも全く身に覚えがないことで言いがかりをつけられたらどうしよう、、負の感情、、疲弊、、

そこでもし、世の中の人間が全て私だったら平和よね、と割と本気で思います。絶対戦争とかネット炎上とか起こらない自信がある。誰かに対して腹を立てても妬んでも怨念に変わるほど憎んだりしないし、金!権力!あいつより俺!世の中を統べる!というガッツもない。と、その前に全員私なのでそもそも喧嘩にもならないし優劣もつかないのです。ナイスアイデアである。
いやでも今の世の中で人間が全部私に変わってしまうと、下手くそな三味線を弾きながら思いつきで洋服を作る人ばかりになり、社会のありとあらゆるシステムがストップして一瞬で世界が滅びるので、とりあえず時間を巻き戻して原人くらいからスタートしたい。頑張れば火くらい起こせるはずなので、、自信はないが、、それでその辺の小さい動物や木の実草の根を食べて楽しく暮らしたい。全員アホなので永遠に文明は生まれない。

と、それではあまりにもつまらないから、そこに誰か1人だけ召喚できるルールを作って、ガリレオ・ガリレイ(私の知識の中で一番天才ぽい人)を呼ぼうかな、とも思いましたが、ガリレオ・ガリレイの才智に見合う話し相手がおらずあまりに退屈で死ぬといけないので却下、クレイジージャーニーに出てくる猟師の人でいいか、、と思っている間にラジオ体操が終わったので帰りました。


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そんなようなお話。

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