2019年7月25日木曜日

【短期連載その3 OBASAN ON BOARD】

車が準必需品という地域に住んでいます。
特に、子どもの送迎が私の車中生活の時間を長いものにしている。
ある程度のところは子ども自身で移動した方がいいのでしょうが、連日メールで入ってくる不審者情報(我が家はそんなところにあります)を読みながら心配だ心配だつって家にいるくらいならと、ついついあちこち行ってしまうんですよね、、あと何より私自身運転がさほど苦ではないというのも大きいです。
特に、自分の三味線のお稽古と娘の習い事が重なる日は、1日のうち4時間半くらい車に乗っています。そのうち1時間半ほどは、娘が習い事に行っている間、停めた車の中で時間を潰している。この時間が宝のようであります。個人的にアイドリングは地球にも車にもよくないと思っているので、エンジンを切って寒い時期は毛布にくるまり、暑い時期は汗だくで、後部座席のシートを倒したり脚を曲げて横向きに寝転んだりしています。コモンスペースの中で強く主張するパーソナル、今自分は圧倒的に自分だけの時間を過ごしているという満足感、突然屋根を打ち響く驟雨、習い事から帰ってきた娘は寝癖のついた私に哀れみのまなざしを向けますが、私はこの暗くて狭くて安らげる場所が大好きである。だってそれは今の自分が幸せだということでしょう?

(なんだこのサブカル拗らせたような文章は、、)

(あと岐阜の夏は本気出してくると、夜間でも車中命の危険があるので、ここからしばらくは近くのショッピングモールで過ごすことになりそうです)

最近作った姪っ子ちゃん用の服。日本ヴォーグ社「女の子のまいにちの服」より



0 件のコメント:

コメントを投稿