2018年8月7日火曜日

【短期連載その9 一回り】

少し前に、娘が12歳になりました。

幼少期は割と天真爛漫な愛されキャラだった気がするのですが、年を重ねるごとに内へ内へと深く入っている気がします。今では私と夫、息子の前以外で素の自分を見せることはほとんどないですし、私・夫・息子に対してもそれぞれに隠していることがあると思う。誰しもそんな感じですかね。。現在中2の息子が誰にでも割と心を開きやすいのに比べ、娘はかなり頑なに閉じていて、外では愛想笑いさえ浮かべないので、愛想笑いで人生の8割方をヘラヘラと乗り切ってきた私としては心配で、ちょっと羨ましいです。

性格も顔もあまり似ていない母娘ですが、仲は良い方だと思います。嗜好や思考回路は似ているので、意思疎通がしやすく一緒にいて楽しい。ただ、奢ったことを言うようですが、一緒にいるのが楽しすぎて、私のところにべったりになるのは良くないな、と思ったりもする。なんですかね、親はもう少し離れて見守る的な?というのも、もともと勘の鋭いところがある娘なので、「私が一切口にも態度にも出していないつもりでいるけれども苦手な人やモノ」に対して娘も心を閉ざすことがあるんでね、、そういう部分は共有したらいけないと思うんですよね、、

とかなんとか書いているうちに、他人との関わり方が上手になって、あっという間に外の世界に飛んでいくんでしょうかね。ちょっと寂しいけれど、そうであれ、と思う。

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