2019年9月2日月曜日

【短期連載その18 ご清覧ありがとうございました】

日曜日の夕刻、夏の終わりを感じつつゆったりとしていましたら、息子が文化祭の劇で使用する衣装がほしいと言い出しました。白のパンツとシャツ、あと王族のマントが要るとのことであった。それなら文化祭までにネットで探せばいいやんと言ったら、明日月曜日に持っていかなくてはいけないとのこと。白の上下はいいとして、マント、王族、明日、明日。これまでも夜中や朝出かける間際に、結構な額の旅費が要るだの空のCDROMが要るだの言って人をドタバタさせた腹立たしい思い出がよみがえりキャンキャン怒っていたのですが、怒ってばかりいても仕方ないので、生まれて初めて格安の殿堂ドンキホーテへ行ってきました。行動は早い。こういうところが息子のそういうところを助長してしまうのだと思います。

ドンキホーテ入り口前で、購入した商品を自転車に乗せようとしてうまくいかず、ペットボトル飲料の入った段ボール箱を地面に落としてブチ切れていたおじさんの横をすり抜けていざ入店。直後目・耳・鼻に飛び込む膨大な情報により脳は痺れ視界は狭まり這うようにしてパーティーグッズのところに行くも、山のようにあるセーラー服やナース服の脇でマントはヴァンパイア用のものが1つしかなかった。よし、帰ろう、とよく分からんがカレールーを2個買って無敵の百貨店(マッドマックス的な意味で)を後にし、覚悟を決めて家にあったサテンでマントを作りました。他に縫うもの山ほどあるのに。あと王族のマントっていざパターン引こうとするとよく分からん、、

そんなこんなでこの夏も最後までドタバタしていました。ブログの方も毎度のことですが誰もなにも得しない日常の駄文を読んでくださりありがとうございました。ワンピースの改造など作った服も色々あるので、今後もまた時折載せていきたいと思います。とりあえず10月、岡崎のナチュラルアートさんにてお洋服展参加します。よろしければぜひ。

あと、なんだかんだで健康のありがたみを実感する夏でした。皆様どうぞお身体お大事に、恙なく日々を送られることをこころよりお祈りしております。では!



怒ってばかりつながりで。なにがだ。今度行こうと思っているフェスで見られるかも、格好よいです。

2019年8月31日土曜日

【短期連載その17 開放感】

この週末、娘の学校が定期テスト期間だったらしく、我が家には緊迫した空気が流れていました。とにかく娘がリビングのテーブルを占領して神経質に勉強していた。息子の方は中学3年生になってもテスト前だろうがなんだろうが22時には寝るし、点数が下がっても上がっても(上がることは滅多にない)普通にしているので、娘の感情の起伏がとても新鮮で恐ろしい。今の所、それが結果に結びついているとは言い難いのが辛いところです。

まま、そんなこんなでテストも終わり、本日はバレエのコンクールを娘と見学に行ってきました。

全国バレエコンクール in Nagoya (https://zenkokuballetcon.com/

今日は予選を勝ち抜いた高校生たちの決勝が行われていた。月並みな言い方しかできないけれども、皆ものすごく上手でした。本番前に舞台に出場者が20人ほどワーっと出てきて踊りの確認をするステージリハーサルというのがあって、それが華やかで、それぞれの性格も出ていて面白かったです。今更だけどバレエって綺麗ですね、、

そのあと、新栄町でご飯を食べて名駅のタカシマヤで買い物して帰りました。新栄町、バンドマンみたいな人4・オフィスで働く人4・得体の知れない個性的な人2くらいの割合で構成されていましたがそんな街でしたっけ、、ともあれ楽しい8月の最終日でした。


2019年8月28日水曜日

【短期連載その16 おのれ】

実は先週末に子どもたちの夏休みは終わりを迎えており、生活リズムも休み前に戻りつつあります。なんだかんだであっという間の休みでした。
子どもが学校に行っている間に色々しようと、とりあえず薬をもらいに病院に行く。5月から体調を崩して今に至るまで、毎日服薬毎月採血しているんだけど大丈夫なんかいな。どうも、私の免疫機能がおかしくなって、私自身を攻撃しているそうです。そんで私が違う違う〜!と思っている。なぜに私の体が私の意図しないところで暴れまわって私を壊そうとしているのか、一人芝居も甚だしいです。自分の人生をあまり大事にしてこなかったツケが今来ているのでしょうかね。恐ろしい、、

病院の先生には「美味しいものを食べて疲れやストレスを溜めないように、規則正しく生活しましょう」 と言われます。よくわからんけど汎用性の高いお言葉な気がする。ハイと言って処方箋を受け取り、近くの調剤薬局に薬をもらいに行くのですが、ここでこの数ヶ月の薬生活で気づいたことがあって、それは「子どもの同級生のお母さん、調剤薬局で事務のパートしている人めっちゃ多い」ということである。病院の周辺に4箇所くらい薬局があって、それぞれ知り合いの人が働いている。なのでその中で守秘義務を遵守しそうな人の働くところに行くのですが、そこに別の知り合い(おしゃべり)が新たにパートに入ったりしていてストレス早速溜まりますね。逃げるように帰ってバケツに入ったHARIBOのグミ(美味しいもの)をグニャグニャと食べて薬飲んで休憩して治るのを待ちたいと思います!

休み中に息子が買い物から何から一人で作った弁当

2019年8月24日土曜日

【短期連載その15 ライン】

おらが町にも宝塚歌劇団がくるぞ〜てなことで、チケットを確保しに町のコンサートホールまで行ってきました。

今日は9時からそのコンサートホールの会員用の先行発売日だったが、小さい町のことですし、そないに大勢の人はおらんやろ、と高を括って8時ごろ行ったら地獄のように人が何重にも蛇行して列をなしていた。炎天下、最後尾と書かれたプレートを持っている警備員のおじさんが、早い人は2日前から寝袋持ちで並んでいると言っていました。時間の潤沢な使い方である。

で、帽子も日傘もない状態に不安を感じつつスマホを触りまくって待っていると、私の何人か前で並んでいたおばあさんが日差しに耐えられなくなったのか、自分の場所にバッグを置き、すぐ近くにあった日陰の方に移動していきました。移動した先にも私たちより早くから来た人が大勢並んでいて、その中の一人のおじさんが、そのおばあさんに「割り込むな!」と大きめの声で言ったので、なんか周りの空気がハッとなった。周囲の人がおじさんに、このおばあさんには割り込む意志がなく、ただ暑いから少し移動しただけと説明しても、おじさんはその説明に被せ気味に「邪魔!!」つってました。そのおじさんはどうやら自分の母親らしき白髪の老女と来ており、白髪の老女も日陰に移動したおばあさんも、その他大勢の人も曖昧な笑みを浮かべてじっとしていた。ギスギスしながら並んで得たチケットで観る宝塚歌劇団は面白いのかな、と思っておじさんの方をねめつけていたらなんだか全てが面倒になった、ここが私の暮らす場所です。

2019年8月21日水曜日

【短期連載その14 穏やかな入り江】

旅に出ていました。




これまで行った旅行は、「なんだかんだ楽しいけれどもやっぱり家が一番やね」という結論に至っていたのですが、今回は帰りたくなかったです。今、自分は旅の思い出を反芻しているだけの存在で全く使い物にならない。トラブルも色々あったがそれでも本気で住みたいと思いました。住むのは無理でも年の4分の1くらい海を見たり三味線弾いたりして滞在したい。それも無理なのでとにかく何年かかってもいいから何とかしてまた来たい。アロハ。マハロ。


2019年8月14日水曜日

【短期連載その13 あらしのまえ】

先日、息子の友人が3人で家に遊びに来ることになり、そうするともう前日は1日掃除掃除である。普段から綺麗にしておけばこんなカリカリしながら片付けることもないのに、、と夫には100万回言われるし自分でもその100テラ回思っているが現実はそんなにうまくいかない。そして子どもたちにキーキーとあたりながら掃除をしても、男子中学生はさほどその家が綺麗かどうか気にしないですよね、、

遊びに来た子たちは、挨拶をきちんとして玄関で靴を揃え、少しですがどうぞ、といってお菓子や旅行のお土産を手渡し、勝手に人の家の冷蔵庫や引き出しをあけるでもなく、静かに遊んで帰って行きました。ヒ〜私の知っている中学生と違う。中学生ってとりあえず大型ショッピングモールやカラオケ屋に自転車で集合してワイワイと意味のわからん時間を過ごすんじゃないのですかね。だからそうでない中学生と面と向かって何を話していいのかよくわからず「背高いんだね〜ヘヘヘッ」みたいなことを言ってはあ、、みたいな顔をされたりしていました。

そんな中息子が「ママ〜何か飲み物ある?」と聞いてきたので心の臓がグググとなった。友人たちの顔をそっと盗み見るもスンとした顔だったのだがあれぜったい「エ、、ママって、、」って思ってますよね????あのこれ、「なんのかんの言ってうちの息子スレてないでしょ」とか「ママだなんていつまで経っても甘えん坊で可愛いでしょ」とか1ピコ%も思っていなくて、ただただ痛い、心配な案件である。自分がもし中学3年生だとして、隣にいる冴えない小太りの同級生が、母親のことを友達の前でママと呼んでいたら引くなあ。もうぶっちゃけ言うと、これまで息子のいいな、と思っていた部分がただ単に年相応の成長をしていないだけという一点に集約していく感じが最近ひしひしとしていて、もう、こういうこと考えだすとわしもう迷子ですわ。息子の様子を格好つけて書くとこんな(https://firmamentia.blogspot.com/2019/08/blog-post.html)な感じになるけれど、実際は結構色々あるよね、詳しくは言わないけれど。言ってしまった瞬間に言葉は命を持ちたちどころに私を蝕みますからね。

あとここまで書いて、ひょっとしてお宅でお母様のことを人目を憚らずママと呼ぶご子息がいらっしゃったらごめんなさい。ちがうんです、私の息子が私をママと呼ぶのが嫌なだけなのです。よそ様のことまで言い及んでいないので悪しからず、、


明日からしばらく出かけます。台風て。

いただいたお菓子 癖になる甘さで食べるのをやめられない

2019年8月13日火曜日

【短期連載その12 空にひびいた あの音は】

津軽三味線のボランティア演奏をしに、地元のグループホーム(認知症の高齢者さん対象の施設)へ行ってきました。

申し遅れましたが、現在私は地元の三味線サークルで主にボランティア演奏をしつつ、県外の少し大きな団体で大会出場に向けての練習をしています。この説明いらんか。

地元のサークルは、おばさん(先生)・おじいさん・おばあさん・おばさん(私)の4人で主に活動しているのですが、おばあさんが5日くらい前に熱中症で倒れ復帰したばかり、当日先生も暑さで調子が悪く、全体的にエネルギー不足であった。代わりに紳士的な入居者さん(95歳のおじいさん)が先頭に立って椅子などを並べてくださいました。申し訳ないです。
演奏中も15人ほどの入居者さんたちがニコニコと聴いてくださり、特にその95歳のおじいさんは「無法松の一生」を村田英雄も真っ青の美声で歌っていた。演奏終了後は私たちにおやつを配り、自分の描いた絵を見せ、ホームで飼っている犬に散歩紐をつけて近くまで連れてきてくれました。そして私たちが玄関を出て行くまでずっと見送っていた。お盆の時期だけど、家に帰らないのかな、誰も会いに来ないのかな。明日帰るかもしれないし、定期的に誰かが会いに来ているのかもしれないし、そもそも家で家族と過ごすことだけが良いとは限らないし、家族のことを覚えていないかもしれないし、私たちが帰ったら私たちのことも三味線を聴いたことも忘れるかもしれない。ただおそらく、無法松の一生はずっと忘れない。