2015年7月19日日曜日

【短期連載その2 和太鼓のしらべ】

本日は息子が参加していた和太鼓ワークショップの発表会がありました。


大小様々の太鼓を子どもたちが叩くのはなかなか気持ちのいいものでしたよ。

子どもたちの演奏の他にも、大人たちの和太鼓サークルの発表などもあって、その迫力に圧倒されていたのですが、演奏も終盤ピークに達した頃、客席最前列にいた身なりの良い白髪の老紳士が杖を片手にすっくと立ち上がり、おもむろに太鼓と太鼓の間に歩み寄るとそこでカクカクと踊りだしてびっくりした。ボックスステップのようなものを踏んだり、フラメンコのように手を振り上げたり、仕舞には杖を足元に打ち捨てて四つん這いにひれ伏してなおリズムに乗っていました。痺れたなー。演奏する子どもや大人や踊るおじいさんや太鼓の揺さぶる空気や熱や全てを羨みながら中途半端な手拍子をしている間に演奏会は終わりました。また来年。



【備忘録】
4103361115メタモルフォシス
羽田 圭介
新潮社 2014-07-31by G-Tools

昨日に引き続き羽田さん2冊目。SMがテーマでした。主人公(2作品とも男性・M)の持つ衝動に全く寄り添えず、想像力も持ち合わせず、なかなかに厳しかったです。こういうプレイを完遂するには、相当の集中力が必要なのでは、とか余計な心配をしてみたり。詰まらなくはなかったし、むしろハラハラして最後まで一気に読めましたが、読後はそっと蓋をして見なかった振りをしたい感じです、、



2 件のコメント:

  1. あははは!「中途半端な手拍子」というのがとってもよくわかります。めっちゃそこに居合わせてるくらい、状況伝わってきました。このままどんどんブログ更新してください~!

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    1. 始めてしまった拍手のやめどきが分からず困ることありますよね?あのおじいさんのようには無理ですが、その何分の一かでも自由にできたら…と思いました。ブログ頑張ります!(制作も…!)

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