2015年7月18日土曜日

【短期連載その1 火とか水とか】

さてさて夏休みも2日めです。

あの、休みに入って割とすぐに気付いてしまったのですが、昨年に比べて子どもたちと私の間に距離があるような・・・ともすれば3人とも同じ部屋にいつつ別々の世界に入っていたりします。皆ひとり上手です。

そんなこんなで本日は、夕刻に某光回線のチャラついた飛び込み営業の人と話した以外はとりたてて何もない1日でした。「いつでも分からないことあったらお電話ください、波乗りしてる時以外は出ますから」つってました。




昨日はドイツ在住の友人が帰ってきたので飲みに。
1年に一度、しょうもない話をしつつ互いの生存確認をして大変楽しい時間でした。



【備忘録】
4163902309火花
又吉 直樹
文藝春秋 2015-03-11
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4309015891黒冷水
羽田 圭介
河出書房新社 2003-11-22
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火花、良かったです。主人公が日々、どうにもならない流れの中ふと立ち止まって色々なことをくよくよと考えているのがすごく好きでした(個人的にですが『ん?』と思う描写も少しありました、、私の勝手な好みの問題です、、)。羽田さんは芥川賞受賞作品はおろかその他の作品も全く読んだことが無かったので黒冷水を今日読みましたが、これが17歳のときの作品というのにびっくりです。最後まで一気に読んでしまいました。止めることのできない苛立ち、焦燥、揺れる自己認識が隅々まで。どちらの作品もそれぞれの作者がその時書かねばならない使命のようなものをもって書き上げた、必然性のようなものを感じました。

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