【短期連載その４ かいこう】

毎朝犬を散歩させるために田んぼ道を通っています。散歩コースには田んぼと畑と墓しかなく、PUBG（プレイヤー１００人が島でバトルロワイヤルするという恐ろしいゲーム）の世界だったら真っ先に標的にされるだろうというくらい見晴らしがいい場所である。ゲームの世界でなくても、散歩コースから少し離れたところに建ち並ぶ住宅のどこかに、人生に絶望したもしくは人生を舐めたもしくは私に恨みを持つ輩がいて、何らかの飛び道具で狙われないか時折心配になるのですが、この前そんな田んぼ道で一匹のミミズを見つけました。ミミズなんて珍しくもなんともないとお思いでしょうが、なんとそのミミズは２匹のヒルに絡みつかれて暴れていた。ミミズの生態もヒルの生態もよく知らないけれども、圧倒的にヒルが優勢な感じでした。この話続けても大丈夫ですかね、写真もありますけどまあまあの迫力なのでやめておきますね、、と、私が言いたいのはこのゆっくり動く生き物同士、この広い世界でよく出会ったなということです。鳥とか魚とか、動きの速いものがミミズを捉えるのは簡単にイメージできるのですが、お互いノロノロ動いて気の遠くなるような時間が経ってようやく出会って一方は他方にジワジワ捕食されるって、考えると怖がるべき部分が多すぎる。ゆっくりと、しかしそれは確実にやってくるのです、じゃないっての。

！ここまで書きながら、「ミミズ　ヒル　捕食」で調べたら、どうもミミズに絡んでいたのはコウガイビルというらしいです。名前にヒルと付いていますがプラナリアの仲間らしく、分裂して増えるそうな。関連画像たくさん見たら疲れたのでこれにて失礼します。

本日の様子。紙に写したパターンをとりあえず切ったり貼ったりしてみる。

とりあえずの形を決めて、縫い方を考えて必要なパーツもパターンにする。ここからがまた長いです。